どうか1番外側のマトリョーシカじゃありませんように
こんばんは
体調を崩してひたすら寝てたんですが、意外と起き上がってるほうが楽なので今日は私の思う優しいひとについて書きます
内容的に、そして私のコンディション的に、多分この記事の口調も多少優しくなると思います(笑)
さて、私の思う優しいひとは、私と仲良くしてくれるひとです
なんて主観的な、なんて単純な、って言われるかもしれませんが、本当に本当にそう思います
私と仲良くしてくれるひとは「僕、私は優しい人だぞ~!」って世界中に自慢してほしいくらいです
あ、いや、やっぱり私が言いふらしたいのでだめにしよう
あ、いや、そんなことしたら皆が私の好きな優しいひとを取っちゃうからやっぱり言うのやめとこう
私と仲良くしてくれる、の仲良くするってどこからを指すんだって言われると思うのですが、これ言っちゃうと優しいひとが特定されちゃいそうなので、ごめんなさいだけど秘密ね、内緒
私はあまのじゃくなのでそのひとたちには多分「あなたたちが私の思う優しいひとですよ」っては伝えないからね(笑)
とにもかくにも、小学校からの付き合いのひともいれば最近知り合ったひともいる、その優しいひとたちは、私よりずっとずっと良いお友達がいるにふさわしいひとたちで、世界にはこんなわがままで扱いにくくてよくわからない私よりも良いひとがいっぱいいるって知ってて、その上で私と仲良くしてくれるから好きなんです
もし私しか友達がいなくて私と仲良くするんだったらまた意味合いが違うけど、いろんなひとたちを知ってて、もう何をどう見ても聞いても考えても付き合いにくい私と会ってくれるなんて、もう優しいという言葉じゃ意地悪すぎるくらい優しいなあと思います
私は優しいひとが好きです
優しいひとは、私といるときには、いつも私がいるポジションに立ってくれるひとです
私がいつも聞き手だとしたら、優しいひとは私といるときに私を話し手にしてくれます
私がいつも慰める側だとしたら、優しいひとは私といるときに私を慰めてくれます
私がいつも褒める側だとしたら、優しいひとは私といるときに私を褒めてくれます
そしてそれを誰にも言いふらすこともなく黙っておいてくれます
私があんまり他者を恨んだり羨ましがったりしないでいられるのは、そういう優しいひとたちがたまにわたしが諦めきれないでいるそれらを与えてくれるからだと思います
きっとひとっていうのは基本の構造は一緒で、皆寂しがり屋だし泣き虫です
そしてそのアウトプットの数や頻度を基準にこの層のひと、あの層のひとって分かれてる、重なってる
たとえば
すんごい泣き虫なひとがいて、
その泣き虫なひとを慰める誰かさんがいて、
その誰かさんを慰める私がいて、
そして更に私を慰める優しいひとがいて、
っていう、マトリョーシカみたいな、内側のひとが外側のひとに守られてるような構造だと思う
少なくとも私はそう思ってるから、いつも私の思う優しいひとがどうか1番外側のマトリョーシカじゃありませんようにって願ってます
あんなに優しいひとが誰からも話を聞いてもらえなかったり、慰めてもらえなかったり、褒めてもらえなかったりしたら、ほんとにこの世界は悪だと思うよ
無情です、無情無常ムジョウ
もし、地球が壊れちゃうから限られたひとたちだけが宇宙で生き延びられるチャンスを与えられるとしたら、その優しいひとたちが選ばれるべきだと思うけど、きっと彼らは優しいから、欲深いくだらないひとたちにその権利を譲ってしまって、その肩書きだけ立派な「人類代表」とやらが宇宙に旅立って、下等生物として人類の名を宇宙に知らしめるわけだ
勝手に人類が地位を落とすのは構わないから、私の好きな優しいひとたちをそのくだらない下等生物のone of themにはしないでね
私の好きな優しいひとたちをどうかただの犠牲者にしないでね
いまの世の中で1ばん美しいのは犠牲者だって太宰治は言いました、書きました
でも、犠牲者になって美しいのは、少なくとも私が美しいと思うのはー生意気な言い方をさせてもらえば認めるのはー私の思う優しいひとたちだけです
他のひとが犠牲者になろうが、それはただの運が悪いひとたちです
もちろん敬意は払うし悲しみもします
でも美しさを纏えるのは、やっぱり私にとっては私が思う優しいひとたちだけです
そんなん差別じゃないかって言われても、お前は冷たいやつだって言われても、私は絶対に撤回なんてしません
私の思う優しいひとたちを傷つけても許しません
ああ 世界が二酸化炭素だらけになって醜くなっても、あのひとたちはそのままでいてくれたらいいなあ
私の思う優しいひとたちがそのままでいてくれることが私の希望だなあ
私はわがままだし差別ばっかしてるから、世界とか世間とかの希望はほんっとにどうでもよくて、そんなんどうせ定期的に脱皮して新しくなるんだし、皆も世間もどうせ新しいものが好きなんだし、もてはやすんだし、世界や世間がどんなに困ってようが、私にとっての希望があり続けてくれればそれでいいと思います
他のひとはどうでもいいので、わたしの思う優しいひとたちはみーんなその美しさを失わないまま、幸せになってください
こんな明らかな差別をここに大きな声で宣言して、ひとによって態度を変えるなんて当たり前だろって主張し続けて、ほんとにわがままで何考えてるかわかんない子って毒づかれて、また黙っとけばいいこと書いちゃったかな、体調崩すとどうも寂しくなって書きすぎちゃうな、早く元気になっておいしいもの食べたいな、私の思う優しいひとたちと食事したいなって考えながら、おやすみ世界
お わ り